九龍城探検隊

岩波書店

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発売日:1997-07

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カスタマーレビュー

魔窟を大判で全図解!  (2008-09-21)
細いビルが密集して建ち並んでいた場所が、いつの間にかビルの間も増築された部屋や廊下で埋まってしまい、
気がついたら高密度な部屋の塊となっていた空間、魔窟とも呼ばれた今は無き九龍城塞の貴重な記録。
大判の本書をさらに折り返しで開く、この魔窟の断面図には、この閉鎖空間での人々の生活が描かれ、
まるでパズルか○○を探せ!かと見紛う緻密な絵を見ていると、それだけでもうワクワクしてくる!

旅行者の身ではとても立ち寄れない場所だったが、中身はこうだったのかと今更ながらに感動するが、
もう広々とした公園になってしまい、もはや過去の記憶でしかないことが残念でならない。
中国人のバイタリティ、ここにあり。

鈴木隊長のご冥福をお祈り申し上げます。  (2008-09-15)
今日、ふと九龍城を検索して鈴木様の訃報を知りました。数年前、この本が発行されることを新聞で知った時の驚きと、手元に届いた時の興奮しながらページをめくっていた情景がよみがえりました。九龍城の建築物としての魅力、そこに暮らしていた人々への思いなど一生忘れられません。この様な本を残して下さった鈴木様、スタッフ、関係者の皆様に感謝致します。
緻密な図解には驚くばかりです。

図面で見る「魔窟」の中身  (2008-07-26)
 香港ツアーの合間を縫って九龍城を見物に行ったのは、もう20年くらい前のことです。見物といっても、ほんのちょっと入ってのぞいただけですが、「中国から香港に潜伏した難民が潜むん無法地帯」「いちど入ったら二度と出てくることのできない魔窟」といったおどろおどろしい言葉で語られていたわりには、汚くも静かな巨大アパート群だったのが印象的でした。この本を閉じるといつも、「ここに住んでいた人たちは今どこで何をしているのだろう」という思いが残ります。九龍城の図面の数々が、写真に負けないくらい「魔窟」や「無法地帯」の人間的な表情を伝えているから不思議です。

ひたすら楽しい本  (2005-01-31)
大型の装丁を生かし、九龍城全体の俯瞰や見開きの断面図イラストが
読者を圧倒する。 著者名が示すように、学術的な記録というよりも
野次馬的視点が主。 字は少ないが、興味がある素人向けとしては本
当に楽しめる内容に仕上がっているように思う。

九龍好きなら・・・・  (2005-01-24)
九龍城好きなら持っていたい一冊ですね。
精巧かつ緻密に書き込まれた九龍城砦の断面イラストなどがあり、人々がどんな風に生活していたのかが一目で分かります。
素敵です。