金谷 治
岩波書店
グループ:Book
ランキング:1879
価格:¥ 588
発売日:2000-04
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論語 (岩波文庫)
大学・中庸
韓非子 (第1冊) (岩波文庫)
孟子 (岩波新書)
図解雑学 孫子の兵法 (図解雑学シリーズ)
カスタマーレビュー 
人や組織を動かす人、必読
(2008-12-13)
プロジェクト運営、経営、マーケティング、リーダーシップ、人生論、成功法・・・各分野で雨後のタケノコの如く書籍が出ていますが、なかなか「コレだ」という良書は少ないものです。「孫子」は分野を問わず人の上に立つ機会がある人にはお勧めの良書。物事を成功に導く原理原則が凝縮されています。戦の話を実世界の身近な例に置き換えて考えれるだけの想像力は最低限必要ですが、内容はシンプルで分かりやすく、また文庫サイズなので常に携行したい本。ボロボロになるまで読む価値あり。
「戦わずして勝つ」
(2008-08-18)
兵法なのにそもそも戦争を推奨していない、そんなサワリが気になって読んでみた。・・・「論語」と並び、人生の基本書だった。。
この本を読んだといってもズルして現代語訳しか読んでないのであっという間に読めてしまった(意外にも内容は簡潔であり、短い)が、そのひとつひとつの教えは重く、全十三篇の最後は、なんとスパイの重要性について書かれている。そしてこの篇が、兵法を通じて最も重要なのだと思う。
現代のビジネスでもいろいろな局面で通用することが多々あるなと思う(スパイの項は特に)。
ただし内容を咀嚼しておかないと応用は難しいと思う。頭に叩き込まなければ。
岩波の兵法、本としては同じく岩波の「論語」と同じスタイルを取っている。教科書的か。
軍事のみならず、ビジネス、人生訓としても名著
(2008-04-01)
言わずと知れた『孫子』。
兵法の本だが、軍事のみならずビジネスや人生訓としても読める本である。
ちまたで聞くフレーズも案外この本が出典だったりする。
「敵を知り己を知らば百戦危うからず」や「風林火山」は有名だろう。
ただ、両方とも表現は少し違う。
特に風林火山は、実は「風林火陰山雷」だというのは面白い。
(知り難きこと陰の如く、と、動くこと雷の震うが如く)
私が一番気になったのは、
「包囲した敵軍には必ず逃げ口をあけておき、進退きわまった敵をあまり追いつめてはいけない」(p103)
だ。
これは普段の生活でも重要な気がした。
ブッシュ大統領に読ませたい。
(2008-03-21)
『孫子』は古今東西あらゆる人が述べているように最高の兵書である。
戦争はやらなければそれに越したことはないが、なぜやらないほうがいいのか、ということについて最も現実的に回答し、やらねばならないならどういう手段を用いるべきかについて述べている。
しかし孫子がかかれてから既に3000年経つというのに、戦争を鼓舞するものが相変わらずおり、愛国心やら信仰心やら民族主義やらに訴えかけ、同じ過ちを延々と繰り返している。
『戦争に拙速はあっても、恒久はない』『彼を知り、己を知らば百戦危うからず』『上計は心をうち、下計は城を攻める』…。
挙げていったらきりがないが、第二次世界大戦で日本が負けた理由も、イラク戦争で泥沼化しているアメリカの状況もすべてはここに答えがある。
この本には余計な解説書は必要ない。ただ虚心に向かい合うのみである。
古代支那国家から学ぶべきことは多い
(2008-02-29)
日本人の思想を形作った一つ、古代支那国家から学ぶべきことは多い(現在の中華人民共和国とは別、かつて同地域に存在した異民族・異文化も含む歴代国家で歴史的には断絶があります。「中国4000年の歴史」なんていうのは国威発揚のための、彼らの本気の冗談)。春秋左氏伝も良書。孔孟(修己治人の儒教)と老荘(自然思想)、中でも金谷氏の論語、老子は社会人の処世術的にも参考になり入門書としても読み易い。評論家渡部氏は自書国民の教育で論語などでなく「孫子」と「春秋」をすすめていました。