東野 圭吾

集英社

グループ:Book

ランキング:2228

価格:¥ 580

発売日:2008-04

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カスタマーレビュー

文壇ネタ+下ネタ+…  (2008-11-16)
本作は、公の場では笑えないけれど、
思わずほくそ笑んでしまうという内容が詰まった短編集です。

特に目を引くのが、タイトルにも掲げたように、
まず、著者の経験を多分に踏まえたであろう、
文学賞を巡るブラック・ユーモアに満ちた4編です。
とりわけ、空気の読めない寒川センセイと熱海クンには、
著者は突き放しているようでいて、強い思い入れを抱いているようにも思えます。

次に、インディーズAVのタイトルのような、男子向きの3編の魅力も捨てがたいです。
男の悲哀を描く「インポグラ」、「ストーカー入門」ももちろんですが、
絵が浮かんで笑えたのは、何といっても「巨乳妄想症候群」でした。

主に著者のシリアスな長編小説を好んでいたのですが、
これを機に短編小説も読破していこうと思わせてくれた、
著者の引き出しの多さを如実に示す逸品です。

会社でバカ受け  (2008-07-09)
インポグラを、会社の弁当を食いながら話題にしたらバカ受け!
みんな、飯が食えなくなるほど、笑い転げ、笑いすぎて
腹が痛くなるほど、話した俺まで、腹が痛くなって、
日本は、平和だーなーなんて言う始末。
平和ではないのに、そんな言葉が出てしまうほど、面白い!

おもしろい  (2008-06-29)
 東野圭吾の短編集大好きです。ミステリーを書く東野圭吾とユーモアを書く東野圭吾が世の中には二人いるのか?と思ってしまうくらいギャップがある。 特に『臨界家族』がおススメです。

まさにブラックな笑い。  (2008-06-10)
「黒笑」タイトルそのまま、ブラックな笑いがちりばめられています。

個人的には、子供をターゲットにした玩具業界の企みを拒みつつも、
結局は玩具メーカーの企みにハマっていってしまう「臨界家族」。
女の見栄とそれによって良い様に踊らされてしまう、お人好しの男性を
風刺した「ストーカー入門」が好きです。

他にもいろいろありますが、どの作品も短いながらに濃い「黒笑」が盛りだくさん。
「爆笑」はしなくても、思わず「ニヤリ」としてしまいます。

東野氏の「白夜行」や「さまよえる刃」などの重い作品の後の毒消しに最適です。

いろんな種類の笑いを味わえた  (2008-06-07)
 一篇、20〜30ページの短編集。
 さまざまな種類の笑いが詰まった小説だ。
 
 条件設定だけで笑ってしまった「巨乳妄想症候群」。
 
 笑いながらも感心してしまった。アイデア商品の
アイデアをさらに活かしたアイデア商品を作ってしま
う「インポグラ」。

 男性ならだれしも笑える「モテモテスプレー」。
 
 笑いながらも男性ってつらいな〜としんみりしてし
まった「ストーカー入門」。

 小さい子どもを持つ親なら必ず共感する「臨界家族」。

 個人的には、最初の4篇が一番笑えた。
 この4篇だけ、関連性をもった内容で、売れない小説家と
新人賞をとった小説家をテーマにした小説だ。

 誰しもがもつ内心と外向きの顔のギャップ。それが見事に
描かれていて、自分も同じだと思いながらも笑いが抑えきれ
なかった「もうひとつの助走」。

 ラストでは、思わずうなってしまった。そして、あとから
笑いがこみあげてきた「選考会」。

 ちょっと気持ちがへこんだときには、20〜30分この本を
手にしてみれば、少しは元気になるかも。