石黒圭

光文社

グループ:Book

ランキング:1780

価格:¥ 798

発売日:2008-09-17

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カスタマーレビュー

自分の文章を,振り返るきっかけに。  (2008-12-22)
 永らく文章を書いていると,善くも悪くも,しばし
ば自分なりの解釈で言葉を選ぶようになってくる訳で
すが,接続詞は,文末の言葉遣いと並んで,そのよう
な偏りを最も顕著に表しているように思います。本書
は,それぞれの接続詞が持つ役割と意味合い,それか
ら雰囲気を,平易に的確に,解説してくれます。

 黙々とキーボードを叩く毎日からちょっとだけ距離
を取って,自分の文章が読み手にどう伝わっているの
かを考えてみる,そんなきっかけを,本書は提供して
くれるかも知れません。

 読み手に優しい文章を,まずは接続詞から。

文章を書く際のマナーも再認識させられる  (2008-11-07)
 本書の内容は、主に文章を書くうえでの接続詞の使い方のポイントを紹介するものである。接続詞を著者独自の観点から分類・整理したうえ、それぞれ詳細に解説がなされている。文章もわかりやすく、論文やレポートなどの公的な文章のみならず、ブログや手紙などの私的な文章を書く際にも、役に立つと思われる。
 
 また、本書からは、上記の接続詞の実用性のみならず、文章とは人に読ませるために書く、つまり読み手の読みやすさを考えて文章を書くことが大切である、という文章を書く際の基本を再確認させられた。「接続詞」は、これを使う際のテクニックそのものが大事なのではなく、読み手に自分の言いたいことを文章としてすんなりと理解してもらうための「手段」であって、まずそのことを認識することが重要なのだと思う。その意味では、本書は、単なる文章執筆の際の指南書に留まらず、文章を書く際の基本的なマナーをも論じている。

 もっとも、あえて難を言えば、本書で接続詞を上手く使用しているとして挙げられている例文のほとんどが、新聞記事や有名作家の小説・詩の一部分である点であろう。これらの例文では接続詞が上手く使われていて当然であって、素人が一朝一夕でマネできるものではない。すなわち、その例文に対する解説も充分でないこともあって、「例文」として必ずしも機能していないように感じられる箇所も見受けられた。

 とはいえ、上記の点を除けば、本書が特に文章を書きなれていない人にとって役に立つ面が多いことは確かである。価格に比しても購入して損はない一冊である。

これから文章を書くときに接続詞に気をつけよう・・・  (2008-11-02)
著者は、本書プロの物書きが最も気にするのは実は「接続詞」であり、最も扱いが難しいとしています(しかし、一般的に文法の書籍での接続詞の扱われ方はあまり大きくない)。

大学の論文や、企業に入ってから文書を書く経験の中で、接続詞の用法に困ったことってご経験ないでしょうか?著者も指摘していますが、この「接続詞」の使い方次第で、読みやすくうまい文章になったり、読者の思考を阻害したりする可能性があります。

本書は、その接続詞の役割をいくつかのカテゴリを豊富に紹介しながら、使い方によるニュアンスの違いなどを詳しく説明しています。
新書にしては珍しいですが、わりと辞書的にも使える書籍だと思います。

辞書的に利用する新書  (2008-10-19)
読み易く、かつ論理的な文章を書くためには接続詞の役割は非常に重要である。

本書の内容は文章の書き方全体を取りあげるのではなく接続詞に的を絞っているため、文章を書く機会の多い人には強くお薦めできる。
しかしながら、接続詞の解説は書き振りがやや単調なため、読み進めるにはやや飽きがくることは否めない。このため、文章を推敲する際などに辞書的に接続詞の役割を確認するといった利用法が有効であろう。

これで文章が”決まる”ように  (2008-10-11)
文章を書いていて、確かに接続詞に迷うことは多い。
その接続詞を、これほどまでに体系立ててまとめ、
しかも学問的分類としてではなく、
一般人に判りやすいように、一般人の文章に使いやすいように、
例文を示して解説してあるものは初めて見た。
文章に多少でも関わる人が読めば、
文章が”決まる”ようになることが実感できるだろう。
文末に”のである”を付けやすい人には特に読んで欲しい。